病状の備忘録も兼ねて。
セキセイインコのまちゃるくんのおなかがいつしか禿げていてポコッと出ていた。
8月15日に病院に連れていく。
この日は朝からあまり元気がなかった。
ゲージに移してから落ち着きがなくなった。
んー自分の部屋(籠)じゃないからなぁ。
外に行くのは初めて車に乗るのも初めて。ビビりまくってる。
親分も初めての時は落ち着かなかったけどどっちかというとキレ気味だったな( ;谷)

病院に到着してすぐに診察してもらった。
先生がおなかを見て『この子女の子じゃない?』って聞くんですよ。
え? 9年一緒に居るけど一度も卵産んだことないしどっちかというと暴れん坊だし。
このタイプの色の子は鼻が綺麗なピンクだと男の子、薄いピンクだと女の子、だそうです。
昔の写真ない?って聞かれたけどないよ。
ただ、男の子にしてはすごくかわいいから家長と2人で悩むことはしょっちゅうあった。
ヘルニア起こしてるということで検査入院となる。
しょぼーんとしているからすごく心配であった。
帰宅して暫くしたら病院から電話があった。
先生が血液検査したらまちゃるくんの腎臓の値がぶっ飛んでいると慌てて捲し立ててる。
先生落ち着いて。
台風が来ている16日、連絡があり病状と今後について話をしたいので病院に来てほしいとのことだったので再度病院へ。
レントゲン画像を見ながら説明と血液検査の結果と病気についての説明を受けた。
他は大丈夫だけど腎臓の数値だけはほんとにぶっ飛んでいた。
で、完全に女の子ということも判明。
…9年間男の子だと思い込んでいた母ちゃんと父ちゃんを許してね。
病気は腎臓障害・腹壁ヘルニア・卵管蓄卵材症。
とにかく腎臓の方をどうにかしないと他が治せないとのことで点滴治療(痛風予防も兼ねて)で入院することになった。
ヘルニアの方はまだ軽いので点滴治療をしたら少し腫れは引くだろうと。腎臓の方が少し落ち着いたら並行してホルモン治療も始めるとのこと。
レントゲン画像、サンプルで他の鳥ちゃんのも出して説明してくれたのだがまちゃるくんは骨がしっかりと白く写ってる。サンプルの画像は半透明。
これはほんとなら卵を産むためのカルシウムが卵を産むことなく蓄積されていたため。なるほどなぁ…。
説明後はまちゃるくんが入院している部屋に行った。
しょぼーんとしてるし落ち着いてないし。お友達がいっぱいいるからそのうち落ち着くかなと思いながら声をかける。
また来るからねって言って部屋を出た。
18日の14時45分過ぎにあいぽんに病院から電話が入る。
先程旅立ったとのこと。
お礼を言って切る。
家長に連絡して仕事帰りに引き取りに行ってくると。
ゲリラ豪雨で土砂降りだったが帰宅途中で家長から帰って来たよと連絡をもらったら雨は止んだ。
帰宅して家長から昼まではいつも通りだったが急変したと病院で聞いたと。
小さい身体に針打ってしんどかっただろなぁと思う。でもがんばったんだよなぁ。
暫く一緒に居たかったけど夏だからね。ゆきおさんとひーちゃんに顔を見せてお別れした。
お別れしてる時に隣の家のおばさんが来てしまい涙と鼻水だらだらの顔を見られてしまった。
でもおばさんと会ってよかったかな。互いのうちに居た子達のこと色々話したし。ここにはいっぱい鳥が埋まってるよと教えてもらったしな。
入院してから夜になるとお母ちゃん怖いよおうちに帰りたいよって声が聞こえた。
わたしの幻聴かもしれんしほんとに聞こえたのかもしれんし。
セキセイの9歳は高齢の部類だからもう寿命だったのかもしれない(先生曰く平均7~10歳らしい)。
気付いてあげられなくてかわいそうなことをしたなぁって後悔があるんだけど、腎臓悪いのってなんかいまいちわからんしなぁ。先生が慌てて電話してくるくらいだから先生もパッと見じゃわからなかったんだろうし。
元気になって帰ってくるものだと思ってただけに辛いな。でも再度言うけどがんばったんだよ、彼女は。
人間大好き鳥ちゃん大好き。特に鳥屋で一緒のケースに居たひーちゃんとは仲良し。
父ちゃんと母ちゃんにべったりで噛み付くのが大好きで。鼻かんでると向かってくる。
人間の体はアスレチック。母ちゃんがかけてるメガネは止まり木(通称まちゃるくんメガネ)。
振り向かせる天才。飛ぶのはちょっと下手。おてんば娘。
とにかくかわいかった。ほんとかわいかった。
2012年9月1日の写真。お気に入りである。
指出されて怒ってる顔。

同じ日の朝に友達んちのフェレットが旅立った。
旅はひとりじゃなくてふたりだから淋しくないね。
ふたりで色んなところ回って楽しい旅をしてまた戻っておいで(フェレットちゃんも友達のところに戻っておいでね)。
待ってるよ。
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